以前にブログ投稿したように10月12日、米国ハンバーガーチェーン大手「In-N-Out Burger」のポップアップストアが4時間だけの限定オープンをしました。
私も、オープンに合わせて当日正午に訪問してみました。
会場は「MZ」という、普段はバーとして運営されている店舗です。

到着してみて、驚きました。なんともすごい行列です。

事前にウェブ検索したところFB広告以外ではPRしている情報があまりでてきませんでした。そのため、そこまで集客自体をしていないのでは、簡単に買えるのでは、と高をくくっていましたが、到着した時点ですでに完売。結果として、目当てのハンバーガーは購することができませんでした。

行列を整理していた店員によると「11時オープンの前から行列ができ始めて1時間ほどで予定数量300個に達してしまい、販売終了しました。すいません」とのこと。すごい注目度ですね。

店の前は、私と同様に、ランチタイムに訪れたけれど間に合わなかった人たちでごった返していました。店内で美味しそうにハンバーガーを食べる先着客を見ながら、我々は店舗をあとにしました。残念!

お客さんをみてみると米国で有名なチェーンということで、ホーチミン市在住の外国人が多かったですね。ただ、SNSで告知されていたことから情報感度が高そうな若いベトナム人も多かったです。海外ブランドの期間限定店舗としての期待値もあり、イベント的な盛り上がりもあり、来店客がSNSなどにアップロードしている様子も伺えました。

In-N-Out Burger社には具体的なベトナム進出の予定はないようです。なので、あくまでもこれは同社の市場調査の一環かと。この結果を受けて、果たして同社はどのような結論をだすのでしょうか。実際に出店してくれたら嬉しいですね。

ベトナムでは、2013年にマクドナルドが出店し、ロッテリアやバーガーキング、フィリピン大手のジョリビーなどとしのぎを削って、現在27店舗を運営しています。また市内には老舗Relish & Sonsや、Marcel Gourmet Burgerなど“高級”路線のハンバーガー店舗も根強い人気があります。ハンバーガーの大衆化は周辺国と比較したらまだまだ限定的ですが、数年後には国内のハンバーガー文化が花開くかもしれませんね。
この熱気で、そんなことを感じました。

MAIインターナショナルでは、この様な変化の激しいベトナム外食業界の市場調査やテストマーケティング、戦略策定が可能です。
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