皆さん、ベトナムでベンチェ省という場所の名前を聞いたことありますでしょうか?(聞いたことがある方はかなりのベトナム通ですね 笑)

先月ベンチェ省に出張で行ってきましたので、今回のブログでは「ベトナム未開の地?」ベンチェ省の様子をお伝えさせて頂きます。

ベンチェ省はベトナム南部メコンデルタ地域の入口に位置する省で、ホーチミンから南へ約85km、車で2時間半程の距離にあります。人口は約130万人で省内GDPの約40%が農業・林業・漁業と1次産業の街です。同省はベトナム最大のココナッツの生産地として知られています。ベンチェ省は昨年愛媛県とMOUを締結し、外資系企業の誘致も積極的に行っています。

 

ベンチェ省中心部の風景
ベンチェ省中心部の風景

今回視察した工業団地は、これからジャングルを開発していく所も多々あり、場所を案内されてもまだ想像がつかない所もありましたが、土地の値段が安く、また賃金も安いため縫製業やワイヤーハーネスなど人手が必要となる業種については、ホーチミン周辺からメコンデルタ地域へ南下していくのも良いのでは、と個人的に感じました。(地価はドンナイ・ビンズンに比べて桁が1つ違う位安く、最初金額が間違っているのではないかとビックリしました笑)

現在造成中の工業団地
左のジャングルをこれから開発していくそうです

以前はベンチェ省に行くまでは川を渡って船で行く必要があったようですが、現在はミトーあたりまで高速道路が整備され、ベンチェ省に渡る橋も出来ていますので、交通アクセスもかなり改善されています。ベンチェ省はメコンデルタ地域の豊かな自然に囲まれ「これぞ南国!!」という景色が広がっており非常にリラックス出来ます(この穏やかな景色を眺めていると仕事する気が無くなります 笑)

中心部にある船上レストラン
飲み物は名物のココナッツウォーター

ミトーからのメコン川クルーズも人気のベトナム観光の一つですので、皆さま機会あれば是非ベンチェ省含めたメコンデルタ地域を訪れてみてください!

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