まず、挙げられるのが地場ベンチャーのGiaohangtietkiem (GHTK)。全国で11,000地区を網羅し63省・市で事業展開し、国内の事業センターは20カ所を超えてます。出資元は、Shopeeを展開するシンガポールの巨大テック企業「SEAグループ」と香港の物流大手「Kerry Logistics」です。また同社は今後、IPOを予定し、10億ドルを調達する計画を明らかにしています。
また、同じく地場ベンチャーのGiao Hang Nhanh(GHN)も、LAZADAやTIKI,SENDOなどECモール大手各社と提携し、大きなシェアを持っています。親会社であるScommerceは、シンガポールの国営投資会社テマセクから出資を受けています。GHNの関連会社で、速達サービスに特化しているAhamoveも人気です。
その他には、インドネシア発のJ&T Express、シンガポール発のNinja Vanもベトナムに進出しております。またShopeeの配送として、社内物流部門である Shopee Expressが存在感を持っています。
弊社のテスト販売でも製品発送にこの2社を使うことが多いのですが、配送料金の計算プラグインのAPI提供など、ユーザー側に配慮された使いやすいサービスだと考えております。