一方、ベトナムにおける外資系ベーカリーの状況ですが、韓国資本の「Tous Les Jour」が最も早い2007年に進出し、ホーチミン市内に1号店を開店した事を皮切りに、「Bread Talk(シンガポール)」、「Paris Baquette(韓国)」等が次々と進出しました。
その後、日系チェーンとして、「ヤマザキパン」「リョウユウパン」「ごちパン」「グランマーブル(撤退済み)」「Conservo」「イオンベーカリー」等がベトナム市場での展開を開始しております。
現状として、外資系ベーカリーの出店地域は、ホーチミン市、ハノイ市などの大都市や周辺都市に限定されている段階ですが、もともとパン食が根付いていたため、大都市圏の住民は、いわゆる外資系ベーカリーの味に慣れつつあると言えます。
また、最近では、ローカルチェーンのレベルもかなり高くなっており、本格的なサワードゥーを販売する店舗等も続々とオープンしています。
私は、「TARTINE」というチェーンがお気に入りですが、現在ホーチミン市内に6店舗を展開している本格的なベーカリーチェーンです。
【同社ウェブサイト】
https://tartine-saigon-nguyen-inh-chieu.business.site/