職場の「アフタヌーンティー文化」が“重圧”、若者の感覚に変化も

この記事のポイント

  • 15〜16時頃に飲み物や軽食をまとめて注文することが日常化
  • 若手による「経済的負担」「断りづらさ」「立替のストレス」
  • 親睦ではなく、参加料なのではないかという指摘も

何が起きている?「午後の注文」が“交流”から“負担”へ

ベトナムのオフィスでは、15〜16時前後に飲み物や軽食をまとめて注文する“アフタヌーンティー(間食)”が日常化しています。ところが最近は、若手社員ほど「地味に出費が痛い」「断りづらい」と感じ、見えないプレッシャーになりつつある、というコラムが地場メディアで記事化されていたので紹介します。

立替・集金がストレス化する(当事者コメント)

典型的なのが「割引コードを使うために、誰か1人がまとめて注文→立替→後で集金」という流れです。少額の未払いが積み上がったり、催促が必要になったりすると、立替担当の心理負担が一気に上がります。

「最初は自主的にやっていましたが、今では…負担に感じています」

元記事では、ハノイの会社員が“注文取りまとめ”を続けた結果、回収が追いつかず、差額を自腹で補填してしまったケースが紹介されていました。立替の回収額が膨らむほど、仕事のストレスとは別軸で「お金のストレス」が増えていきます。

参加しないと「ノリが悪い」扱いへの不安(当事者コメント)

もう一つは“参加しない=チームに溶け込めない”という空気です。特に収入が低い時期の若手や、フリーランス・短期契約の立場だと、同僚関係を優先して無理をしがちです。

「非社交的だと思われて仲間外れにされるのが怖かった」

こうした声が出てくると、午後の注文は「親睦」ではなく、実質的に“参加料”のように感じられてしまいます。結果として、噂話中心の場になったり、参加の有無が人間関係の評価に見えたりすると、職場の心理的安全性も下がりやすくなります。

背景にあるベトナムの職場心理とグループ文化

元記事では、プレッシャーの高い職場ほど“慰めとなる食べ物・飲み物”への欲求が強まる点が指摘されています。さらに集団心理が重なると、「本当は要らないけど、みんな頼むなら…」が発生しやすい。結果として、仕事ストレスが支出を増やし、支出がまたストレスになる循環が起こります。

職場での雰囲気維持のために気をつけるべきポイントですね。これがなにかの参考になれば幸いです。

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※本記事は公開時点の情報をもとにした一般的な解説です。最新の法令・通達・解釈は必ず関係当局や専門家にご確認ください。