ベトナムでは昨今、大都市圏を中心にコンビニエンスストアが増加しております。

2006年に来た当初は、コンビニと言えば、「SHOP & GO」か、「G7 Mart」の2択という状況で、正直どちらもコンビニとは言えない、パパママショップみたいな店舗でした。

やはり、変化が訪れたのは、ファミリーマートの進出以降だと思います。

最初に、弊社の従業員とファミリーマートの棚を見た時、彼は「販売価格がパパママと比べて高く設定してあるから利用する人は少ないんじゃないか?」と言いました。

私が、「便利さにお金を払うんだよ。パパママには縦型クーラーが無い店舗が多くて常温の飲料しか買えないでしょ?」というと、「ベトナムのパパママでは氷をくれるから問題ない。」と言って、なかなかこの便利さを認めたくない様な感じがしました。

 

あれから、13年が経ち、特にホーチミン市では至る所にコンビニがある状況になってきました。

特に、ファミリーマート、ミニストップ、セブンイレブンと日本人になじみのあるコンビニが増加したことから、本当に暮らしやすくなってありがたいと思っています。

 

現在では、前述の3チェーン以外に、マサン食品が運営する「Winmart+(旧Vinmart+)」や、韓国の「GS25」等も登場し、それぞれの特色があり品揃えも異なります(店舗面積の違いもあります)。

例えば、2つのチェーンの飲料の棚を下記に掲載します。

最初は、GS25です。

 

ローカル製品、日本人になじみのある製品、韓国製品とバラエティ豊富で見てるだけで楽しくなります。

ベトナムのクラフトビールを何種類か販売していますし、チャミスルも売っているので、私はGS25でお酒を買う事が多いです。(今回撮影していませんが、ファミリーマートやミニストップさんも品揃えが豊富で買い物が楽しくなります。)

 

また、Winmart+ですが、割合小規模の店舗が多く、この様な棚割りが多いです。

もちろん、店舗面積の違いはありますが、どちらかというとベトナムで良く売れている商品を集約したコンサバな品揃えの店舗が多いと感じます。

 

今回は、ごく一部のコンビニをご紹介しましたが、スーパーマーケット、ベビー用品チェーン、ドラッグストア等、ベトナムには様々なモダントレードが登場しており、それぞれ特色があって大変面白いです。

ぜひ、ベトナムへいらっしゃる際は、色々な店舗を訪問して棚割りの違いを堪能してください。