昨年末、家族で久しぶりにフーコック島へ行ってきました。

フーコック島に行ったのは、2007年が最後だったので実に14年ぶりですが、本当に同じ島なのかとびっくりするほど発展していました。

フーコック島は、南西部メコンデルタのキエンザン省に属しており、去年からフーコック市に昇格して、ベトナム初の「島にある市」となり、現在ではマリオット、インターコンチネンタルホテルなど様々な世界的ホテルグループがリゾート開発を行うベトナムの一大観光都市となっていますが、14年前は全く違った島でした。

【現在のフーコック国際空港】
【2007年のフーコック空港】

2007年に訪問した際、夜はナイトマーケットが有名という事だったので行ってみたのですが、こんな感じでした。

写真の様に、明かりが足りない暗い感じのナイトマーケットに「くじ引き」を行う屋台が多数並んでおり、様々な景品が当たるのですが、マイクパフォーマンスで店主が盛り上げており、お客さんもかなり楽しんでいました。

また、当時もっともメジャーなテーマパークは、「フーコックドッグパラダイス」でした。

フーコック犬は、少したてがみがある感じで、他の犬と違いがあり、ベトナム人は「フーコック犬は頭がいいからペットとして最適。」と言っていました。

正直に言って、金網で区切られた区画に犬を複数放し飼いにしているという印象で、犬はかわいいのですが、テーマパークという印象は無く、動物愛護団体からも抗議されているようでした。

今では、こんな感じの立派なリゾートホテルが立ち並び、ドッグパラダイスは無くなりサファリパークができ、ナイトマーケットも近代化され、私の知っているフーコック島は一ミリも感じませんでした。

私はベトナムに15年住んでいてベトナムが大好きです。

ベトナムは経済発展めざましく、街の様子はどんどん変わっていき、日本と比較してもさほど不便を感じないほどになってきています。日本食や世界各国料理のレストラン、美味しくておしゃれなベトナム料理のレストランもたくさんあり、日本で販売されている様な食材や便利グッズも手に入りやすくなってきており、もうしばらくすると念願の地下鉄がついに開通します。

しかしベトナムの人からすると便利になったのに何を言っているんだと思われるかも知れませんが、15年前に感じた様な、人々が力強く暮らしている所を見た際の強烈な興奮を感じなくなってしまっている自分もいます。

ベトナムに来た際は、29歳だったのですが、今年で45歳になってしまいますので、歳のせいで感傷的になっているだけかも知れませんが。。。

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