多くの新聞等が報じている様に、ベトナム政府はウィズコロナ政策をとっており、海外からの入国要件が大幅に緩和され、コロナ前の水準と言ってもよくなっています。

在越ベトナム大使館のページに入国前の準備に関して記載があります。

●日本人の入国については、旅券の種類及び入国目的にかかわらず、入国日から15日間の滞在については査証免除となります。
●なお、ワクチン接種の有無や回数は入国の条件としては規定されていません。
●入国前の陰性証明書の取得・持参は入国の条件ではなくなりました。

私(梅田)も、5月23日に日本からベトナムへ入国したのですが、イミグレーションでパスポートと一時滞在許可証を提出すると、2分くらいであっさりと許可が出ました。

空港は全体的にまだ空いていて(曜日によるかもしれませんが)、日本から必需品を大量に持ってきた為、カートで運ぶのに手間取っていた所、税関職員の方が手伝ってくれて、空港の外まで一緒に運んでくれました。。。

この様な状況から日本からお客様のご来社も日増しに増えておりますが、やはり便利なので未だにオンラインでの打合せも多いです。

弊社の仕事は、「ベトナム市場調査」、「代理店や生産者とのビジネスマッチング」、「オフライン・オンラインでのセールスサポート」が多いのですが、この内、「ビジネスマッチング」ではパートナー候補の選定、初回から数回の商談はオンラインでも問題ないのですが、やはり契約締結という場合、現地で実際に合ってから行いたいというお客様が多いです。

また、「セールスサポート」に関しても、オフラインの場合、実際に店舗をよく見たり、セールスチームと直接会って商品や会社の説明会を実施したいというケースが多いです。

これらは、なかなかオンラインでは行う事ができない為、入国要件の緩和はうれしく思っています。

ベトナムの感染状況に関して言うと、2022年6月6日で802人、6月7日で960人という事でかなり減っており、街を歩く人もマスクを付けていない人も出てきておりますし、飲食店に行くと混雑しているお店も多く経済が戻ってきている事を実感できます。

ホーチミンの日本人街と言われるレタントン通り周辺の日本食レストランも、以前と変わりなく営業しており(一部、残念ながら閉まってしまった、好きだったお店もありますが。)、この投稿の写真に設定した大好きなラーメン屋にも行く事ができました。

しかしながら、既にベトナムではコロナをインフルエンザや風邪の様に見なそうという動きの為、コロナに感染した恐れのある人が病院に行っても、検査無しで解熱鎮痛剤を渡されるというケースや、自分で解熱鎮痛剤を購入して報告しないという人もいますので、発表されている数字以上に実際は感染者がいる事が予測されますので、日本からご出張で入国された際は、基本対策を怠らない事をお勧めします。

日本で感染するのと、海外で感染するのでは、言葉や医療体制の違いがある為、リスクが高いという事をお忘れなく。