ベトナムにおけるセントラルグループの展望

タイ最大の小売グループである「セントラル グループ」が、2022 年~2026 年で、ベトナムに対して 300 億バーツ (約 8 億 2800 万USD) を投資し、今後 5 年間でベトナムでの売上高を 1000 億バーツ (約27億USD) まで拡大する計画を発表しました。

コンビニの棚割り

ベトナムでは昨今、大都市圏を中心にコンビニエンスストアが増加していますが、2006年に来た当初、コンビニと言えば、「SHOP & GO」、「G7 Mart」の2択という状況で、正直どちらもコンビニとは言えないパパママショップみたいな店舗でした。

タイ大手財閥が存在感、ベトナムへの投資を拡大

先月、タイのセントラルグループの小売部門セントラルリテールが、ベトナム事業への追加の出資計画を発表しました。2022年からの5年間で、1,130億円超の追加出資を行うそうです。同グループはすでにベトナムで事業を行っており […]

モバイルワールドの野心

MWGの代表者は、「ベトナム市場において、Top Zoneは回転から8ヵ月で50店舗を展開するに至った、最も成長率の高いアップル認定販売店です。これは2022年末までに200店舗へ拡大する為の旅の始まりであり、2023年末までに10億米ドルの売上を目標とし、ベトナムにおけるアップル製品小売市場をシンガポールやタイと同等に成長させるという野心を持っています。」と語りました。

ドラッグストアチェーンの躍進とベトナムヘルスケア市場の展望

ベトナムは今後、急速な高齢化社会を迎える事が予測されており、その事がヘルスケア市場の展望に影響を及ぼしています。また、新型コロナウイルスの流行が、製薬業界、特にドラッグストアチェーンの成長を加速させ、多くの大手小売企業は成長の機会を求め、この分野に多額の投資を行っています。

活況を迎えるベビー用品の小売り、今後は“4強”時代に

開発余地が大きい成長市場 ベトナムでは経済成長と共に年々、小売市場が拡大しており、昨今ではベビー用品小売チェーンも増えています。平均年齢が31歳と若く、全人口に占める若い世代の割合が高い国であり、各世帯の平均収入も年々増 […]

自社販売店舗出店に関して

弊社は、様々な日本ブランド製品のベトナム市場での販売をお手伝いしております。 昨今、ベトナムでは健康に関する関心が高まり、健康食品やヘルスケア用品も注目されていますし、安心安全な日本ブランドのベビー用品ニーズも高いです。 […]

ベトナムオーラルケア市場の歴史

ベトナムのオーラルケア市場は、P/S(ユニリーバ)と、コルゲートの2大巨頭が約90%のシェアを持っており、残りの約10%をその他のブランドが争っていると言われています。

国産ブランドの拡大とベトナム政府の取り組み

衣服やシューズ、カバンなどアパレル生産分野で、ベトナムは多くのグローバルブランドの生産拠点として確固たるポジションを築いてきました。人件費の安さや技術力の高さ、政治的な安定などを要因として、すでにアディダスやナイキ、ノー […]

ベトナムのオーガニック市場

農業農村開発省によると、ベトナムの有機農業作付面積は、2016年の53,350ヘクタールから2019年には約237,693ヘクタールに増加し、有機農作物生産に携わる農家数は、17,168人、有機農作物生産企業数は97社で、その内、60社が海外への輸出を行っており、年間約3億3500万米ドルの売上高になるそうです。